院内の接触箇所の
可視化と対策 Visualization and countermeasures

ブラックライトを用いた
対策

 

より効果的・効率的に院内感染対策を行っていけるよう、ブラックライトで光るローションを手に付け、待合室から診療室まで、接触している個所を可視化しました。

それにより、どこへ多く接触しているのか確認し、それぞれの場所や器具に合った薬液を使用して消毒や滅菌を行っていくか対策を立てました。

滅菌→使用→滅菌のサイクル

よく使用する器具を例に、使用前から使用後、滅菌までどのような状態で器具を扱っているか比較写真でご紹介します。

①未使用

診療に使用するものは、パッキングされた滅菌済みのものを使用致します。

②使用中

使用する直前にパッキングを開封しております。

③ブラックライト

治療後、ブラックライトを当ててみると触ったところが白くなっているのがわかります。

④滅菌

オートクレーブにて、全ての菌を殺菌します。
使用した器具は、薬液につけたあと、洗浄器で洗浄し、パッキング後に132℃で20分間滅菌しています。広範囲の微生物に効果がある殺菌消毒液(GCサラサイド)を使用しています。

⑤滅菌済み

この流れをサイクルとしております。

患者様が触れる場所

  • ドアの取手
  • 待合室
  • 診療台
  • ドアの取手
  • 待合室
  • 診療台

ブラックライトを当てると、患者様が医院にご来院された際によく触れている場所が可視化できました。

このように入り口のドアの取手・待合室の椅子・受付のカウンター周り・診療台の取手など何気なく触ってしまう箇所に関して、当法人では待合室は1時間ごとに、診療室はご使用毎に消毒を行い、患者様が安心してご来院いただける環境づくりを行っております。

滅菌